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設計:伊礼智氏(建築家)+性能計算:前真之氏(東京大学)+造園:荻野寿也氏(造園家)という現在の住宅建築の第一線を行く3氏とのコラボ物件です。 太陽の光と熱・風といった自然エネルギーで、冬暖かく、夏涼しい住まいを実現する、パッシブデザインの手法です。深い軒・大きな開口部を備え、建物の高さを抑えてプロポーションを整え、間取りをシンプルにするな
i-works projectは、建築家伊礼智が目指す新しい家づくりの形です。柴木材店は、全国でも初となるモデルハウスをつくば市研究学園に完成させました。
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家は美しくあるべきだ。私たちはそう考えています。美しい家には、しなやかで健やかな暮らしが宿ります。けれど、そもそも美しさとはなんでしょう。どこから生まれるものでしょうか。たとえば、こう言い換えられるかもしれません。「自然の素材を使い、じっくりと時間をかけて、丁寧で誠実な家づくりをすること」当たり前だと思われるかもしれません。でも、その当たり前を繰り返すことによってしか生みだすことのできない、たしかな美しさというものがあるのです。
私たちは、木の家にこだわります。それは、木の家がもっとも日本の風土に適し、日本人の暮らしに寄り添うものだと思うからです。誠実につくられた木の家は、時間が経つほどに味わいを増し、風景に馴染み、やがてはそこに住む家族の一部となり、次世代へと引き継がれていきます。山に、森に、そして人々の営みを支えてきたこの土地に感謝して、一棟一棟丁寧に、美しい木の家をつくること。それが、木材店に始まり、地域に根ざしたエ務店として歩み続けてきた私たちの誇りであり、使命でもあるのです。
柴木材店は1967年、創業者である柴雄が材木の小売業として起業した会社です。創業間もなく、住宅建築への強い想いから建築業に業態をシフト。木を知りつくす立場から、地域材を使った木の家づくりに取り組み始めました。それからは、つくば市内の「バッハの森」(東京建築賞最優秀賞受賞)の建築や、住宅暖房システムとしてOMソーラーを採用するなど、「地域に根付き、地域に貢献できる仕事」を主眼に置きながら、常に住まい手の「暮らし」を考えた家づくりを行なってまいりました。家づくりを通して住まい手とつながり、「一生に一度の大切な家づくり」に精一杯お応えしていく。そして、いつしかその家が地域の美しい風景となっていく。そんな「人と、家と、自然をつなぐ」仕事に携われることに感謝し、情熱と誇りを持ちながら、時代を超え、世代を超えて住み継がれる家づくりに、これからも邁進していきたいと思います。
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2022年05月27日